ロドリゲス・ネト
#04 日本企業のイメージを変えた会社で
社会の役に立つ技術を広めていきます。

海外事業部(2023年入社/新卒)ロドリゲス・ネト

入社理由

ロスサントスイメージ1 私はブラジル生まれ、ブラジル育ちです。日本に来たのは2018年、愛媛大学の工学部環境建設工学科で学ぶことが目的でした。2020年に大学院へ進み、博士課程を卒業後、2023年10月にカナン・ジオリサーチに入社しました。
 
私の生まれたブラジルでは、ほぼ毎年のように豪雨で土砂災害が起きています。色々なことが進歩しているのに、土砂災害を防ぐことはできないのだろうか、なんとかしなければいけない。そんな思いから地盤への興味が生まれ、ブラジルの大学で地質学を学ぶことにしましたが、私が研究したかった土砂災害に関することはほとんど学べず、鉱山関係のことが中心でした。土砂災害について日本が世界的に優れた研究をしていることが分かったので、文部科学省の奨学金制度に応募し、愛媛大学で学ぶチャンスを得たのです。
 
愛媛大学には「留プロ」という留学生就職促進教育プログラムがあります。「留プロ」からインターシップ先として「専門に近いよ」と紹介されたのが、カナン・ジオリサーチでした。地質調査などをしている、高度な技術を持つ企業だということが分かり、2019年にインターシップに参加したのです。
 
インターンシップに参加して、会社のみんながあたたかく、フレンドリーで、いい意味で誰もが自由に仕事をしているように感じました。こういう会社でなら働きたいなと思いました。卒業が近づき、ブラジルに帰るかどうかも含めて将来について考えた結果、カナン・ジオリサーチに就職することを決めました。

現在の仕事内容・やりがい

海外事業部に所属しています。海外への事業拡大に向けて取り組んでいます。まだ入社したばかりで、現在の主な業務は現地でGMS3の説明をしたり、通訳をしたりというのが中心です。海外事業の展開という会社の挑戦に関われることがうれしいし、そのことが世界の安全を守ることに繋がるのですからやりがいがあります。学んできたことや学位を使って、研究や技術開発の力にもなりたいと思っています。いろいろ挑戦してみたいです。
 
会社の雰囲気はインターシップのときに感じたまま、とてもフレンドリーで働きやすいです。海外出張には社長と行くことが多く、話す機会がたくさんあります。社長は、親しみやすくて優しくて、楽しい。そして正直です。人として魅力的だし、それが会社全体のよい雰囲気をつくっているのだろうと感じます。
 
意見やアイデアを聞いてくれる環境もありますから、積極的な姿勢で仕事に取り組みたいと思います。

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今後のキャリアビジョン

ロスサントスイメージ3 災害から人の命を守りたいという思いで日本に来て学び、学んだことを活かせる仕事をしているわけですから、これからも知識や技術を向上させて、より役に立つ働きができるようにしたいと思っています。そのために学術的な研究をしたり、自治体の振興を支援したり、ということにも関われたらいいと思っています。
 
カナン・ジオリサーチで社会の役に立つ技術を開発し、広めていく将来を描いています。日本の技術士の資格も取得したいと思っています。そしていつかブラジルの役に立つような仕事をしたいという夢もあります。

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